1・〝民警隊〟 エピローグ1・民警隊設立
(飛躍する事件簿より1部抜粋)
とある街で、時代の流れとともに治安の悪化、警察だけでは処理できない案件を代わりに処
理する為に、民間自衛団体を設立する事を市は決定!
国からも資金は出るが、多くの自警団運営資金は地元の各企業・会社からの資本で成り立っ
ていた。まさに民間による自警団隊
〝民警隊〟の誕生である…
主な対象は、民間人による事件の対処、複数人による威圧的対応によるじもと民間人への暴
力的圧力に対する鎮圧・防衛等…
その為、警察に近い団体だが、街の治安維持が最大の目的なので、隊員の通常装備は、衝撃
吸収素材使用のプロテクター(防弾チョッキの簡易版のような物)・棍棒兼用の大型ライト・
硬質ゴム弾使用の片手小銃(殺傷性は、低いが暴徒鎮圧に、効果大)・無線・フェイスガード
つきヘルメット。
そして街で不穏な動きを警察が、キャッチ‼︎ 人員不足と別案件で、警察が関与しにくい
為に、民警隊に命令が下る。
街の至る所にある廃墟とかした民家に深夜、10〜20人が、集まるとの情報が。それが数日続
いたかと思うと表向きは産業廃棄物工場なのだが、密入国者と思われる外国人が経営する会社
に、やはり数十人集まるとの情報。
調べた限りでは、バックに黒いつながりはなく、この会社は、表向きこそは産業廃棄物・リ
サイクル業だが裏では、盗難車等を、横流ししている不法入国者達。どうやら隣街の同じよう
なグループの不法入国者達と裏な家業で揉め事になり、交渉も決裂…兵隊を集めて抗争による
強引な手段に発展しかねない可能性があり未然に防ぐために、ならず者が集まったところで一
斉に検挙する作戦が発令された。
バックの繋がりは薄く、半グレ集団による抗争と目星をつけ、民警隊でも対処可能と判断。
鎮圧に向かう。
そこで隊長の秋部は、地下水道・下水道から敵アジトに潜入、アジト付近の各マンホールか
ら隊を分けて集結し、閃光弾により相手を怯ませてから硬質ゴム弾使用の片手小銃による一斉
射撃→確保という流れの作戦を提案。
民警隊・司令課は作戦を承認…そして、それは実行されようとしていた…